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2018年1月

2018年1月22日 (月)

1/23(火)午前も休診します。

降雪が著しいので、1/23(火)午前も休診します。申し訳ありません。

1/22(月)午後は休診します

降雪のため、本日1/22(月)午後は臨時休診させていただきます。

2018年1月16日 (火)

薬を使っていないのに副作用?

新薬の効能を調べる治験(臨床試験)では、実際に薬効成分を投与されていないのに効果が生じるというプラセボ(偽薬)効果 placebo effect の確認が不可欠ですが、一方で偽薬が登用されているのに副作用が発現するノセボ(反偽薬)効果 nocebo effect という概念があります。
これは治験時に副作用の説明を受けたところ、その発現を不安視しすぎたり、必ず発現すると信じ込むことが一因と考えられています。

また偽薬でなくても、副作用が生じていると不安が強くなったり、症状が増悪することを同様に呼称する場合もあり、最近では子宮頸癌ワクチン関連の報道が、整形外科では骨粗鬆症治療のビスホスホネートによる顎骨壊死がこれに当たります。
いずれも実際の副作用発現率を桁違いに上回る不安を患者さんに植え付けてしまっています。

薬剤以外でも同様の心理作用が生じるのが、交通事故後の患者さんです。
受傷後時間を経過してから痛くなることがある、という周囲の人の発現が印象強く残り、受傷から数ヶ月経過後に初めて発現した症状まで事故の影響と誤解し、症状改善が遅れるケースは珍しくありません。
なお追突事故で受傷直後には頚部痛や腰痛が出ないことはありますが、後から出るといっても数日程度です。

副作用による症状や長期間改善しない症状は心理的負担が大きいですが、科学的根拠に欠ける思い込みによるものならば大変悲しい事態です。
症状の不安はこまめに主治医や医療スタッフに相談して、かつ真偽不明の情報に惑わされずに正しい知識を得るようにしてください。

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