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2018年5月 7日 (月)

外用剤による光接触皮膚炎:使用部位は4週以上被覆を

ケトプロフェン(薬効成分名)を含有した外用剤(湿布や塗り薬:商品名モーラスなど)による、使用した部分の皮膚が日光(紫外線)が当たることで発赤する副作用が近年知られており、薄着の季節、特に春から夏にかけては発生頻度が多くなるそうです。

腕や足などの確認しやすい部位の場合には発見が早いですが、背中や腰の場合には遅れることがあります。
異常を感じた場合には処方された医療機関に必ずご相談ください。
皮膚変化が強い場合には皮膚科での治療を要します。

発症を避けるため、これらを使用中は皮膚を衣類などで覆ってください。
また使用直後でなくても発症する場合があるので、使用後最低でも4週間は日光に直接当てないように気をつけてください。
なおケトプロフェン以外の薬効成分を含有した外用薬でも発現例がありますので、これは他の外用薬でも守ることが望ましいと考えます。

ご家族など他人から医師や薬剤師に無断で譲り受けた外用剤による発現例が散見されているようです(他の副作用も同様です)。
処方された薬剤は本人専用であることを忘れないようにお願いします。

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