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2019年1月11日 (金)

側弯(そくわん)症疑いと指摘されたら:必ず整形外科受診を

平成28年度から学校における運動器検診が施行されており、これにより整形外科受診を勧められる小・中学生が増えています。
当院で多いのは扁平足と側弯症の疑いの方です。今回は後者について述べます。

脊椎(頸椎〜腰椎)は元々前後方向にカーブを描いていますが、左右方向には真っ直ぐであるのが理想的です。これが理由なく曲がり、また前後方向のカーブも変わってしまうのが(特発性)側弯症です。

検診では前屈時の背中の傾きを確認します。
医療機関では診察やレントゲン撮影を行い、姿勢の問題として容易に矯正できない側弯症の存在の有無を確認します。

軽度であれば積極的な治療は不要ですが、一定以上の変形が認められる場合には装具の作成や、手術の相談が必要になります。
これは体の柔軟性などの問題に限らず、呼吸機能の発達抑制など生命に関わる部分に影響するためです。
一般的には若年期かつ程度が強いほど治療の必要性が増し、身長の伸びが止まっていこうは進行しにくいと言われていますが、後者については絶対ではないという意見もあります。

重度の側弯症が頻繁に見つかるわけではありませんが、軽症であっても年1〜2回の経過観察を要することが多いです。該当年齢のお子様がもし指摘された場合には、早めに整形外科の受診をお勧めします。

なお巷では側弯症の治療を謳う、医師以外の職種の方が施術を行う施設があるようですが、側弯症は整体やマッサージでの治療効果は学会などにおいて報告されておりませんので、ご留意をお願いします。

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