破傷風ワクチンの供給が停止しています(現在は再開済み):発症予防が不可欠です
(2025/7/30追記:昨日、ワクチン出荷が再開となりました。医療機関への供給は順次再開される予定です。ですが記事に記した注意については、破傷風以外の感染症予防に対しても不可欠ですので、必ず継続してください。)
破傷風は土嚢に存在する菌による感染症で、罹患時は早期の加療を行わないと致死率が高い重篤な感染症です。
よって縫合が必要なレベルの汚染創を負った患者さんは、ワクチン(沈降破傷風トキソイド)を迅速に接種する必要がありますが、このワクチンが製造会社側の事情により供給が停止し、当院を含めた全国の医療機関において在庫が極少となっています。
代替手段は現時点で存在せず、対策としては創部の洗浄を入念に行い、発症にこれまで以上に留意するしかありません。
皆様におかれましては、外傷を負わない工夫をこれまで以上に行う必要があります。
土いじりの際などには厚い手袋を、野山に入る時や二輪車(バイクや自転車)に乗る際には長袖長ズボンを着用するなど、積極的に行ってください。豪雨の後の水たまりで足に釘が刺さる、動物に噛まれる、といった傷も発症の危険性が高いです。
もし傷を負ってしまった場合には、止血の後で水道水などで創部の異物を洗い流してください。深い傷が疑われる場合には、医療機関受診を躊躇しないでください。
こちら もご参照ください(一般社団法人 日本感染症学会より)
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